魅力があるのは確かだけど
SEOについて考えれば考えるほど、やっぱりサイト運営する前には中古ドメインを手に入れておきたいなんて思う人も多いかもしれません。
確かに、本来ならば時間を掛けてようやく手にすることができるグーグルやヤフーからの評価をいとも簡単に手にすることができるというのはこの上なく魅力的かもしれません。
しかし、魅力的だからといってそう簡単に手を出しても大丈夫なものと言い切ることはできません。
2007年にはグーグル側からも、期限切れのドメインを再利用していることが発覚した場合にはペナルティを加えるという声明も出されていますので、デミリットは確実に存在します。
どうしても中古ドメインに魅力を感じてしまうというのならば、事前にしっかりとリスクのことも把握しておかなくてはなりません。
自分はそんなことにならない!
なんていうことは人間ならば誰しもが思ってしまうことなのですが、これからもサイト運営していくなら万一の事を考えるのも大事です。
全てがうまくいく想像だけをして、本当に万事解決を迎えることができた人間なんてほとんどいません。
本当に出来る人間というのは、メリットもデメリットに同時に考えて、それらを天秤に掛けて判断することのできる人なのだと思われます。
もしも、自分がそのような正常な判断をすることができないと思うのならば、中古ドメインは使うべきではないでしょう。
正しい使い方が云々というのは、また別の話になってきてしまうかもしれませんが、何よりも重視すべきなのは心構えということにもなるのです。
さて、そんなデメリットに関してなのですが、残念ながらきちんと中古ドメイン 購入 方法把握できている人はまだまだ少ないと言わざるを得ません。
知識が浅いままに購入を考えている人なんかは、入手したんだから後は放置してもきっとたぶんおそらく大丈夫!
なんていう曖昧極まりない理由で自サイトを放置してしまっていたりします。
どれだけ不労所得に憧れているとしても、サイトのメンテナンスすらも定期的に行わないなんていうのは論外でしかありません。
それにせっかく開設したサイトを手付かずで放置なんてしていたら引き継いだはずのバックリンクが外されて、それによってページランクも下がるだけです。
別にどうなっても構わないというのならば、放置しておけばいいかもしれませんが、少しでも自分の為に使用したいと思うのならば定期的なチェックも必要になることでしょう。
ペナルティは避けていく
何かしらでグーグルに嫌われることが確実な行為をしてしまったサイトはグーグル側からペナルティを課せられてしまうことも想像に難くありません。
例としましてはバックリンクを同一のIPアドレスから貼りまくったりしてしまうと一気に目を付けられてしまいます。
そのようなページは信用できないと判断されてしまってはもう一巻の終わりであると言えてしまうかもしれません。
検索エンジンなんかに何の力があるっていうんだ!なんて考えてしまっている人は、まだグーグルやヤフーの力が分かっていないようですね。
どんな人でも知りたいことがあれば、ネットで検索するというのは最早現代に於ける常識であると断言できるかとは思います。
一昔前ならば、人に聞いたり、辞書で調べたりが主流になっていましたし、まだ辞書も使われなくなったわけではありません。
しかし、今日のわたしたちの世界では新しい言葉たちもどんどん増えてきていますし、紙媒体では到底そのような意味も把握できなくなってきてしまっています。
けれども、ネット上ならばどんどん新しい言葉が増えてきている現状に対しても簡単に対応することができます。
それだけではなく、ネット上で商品を購入するということもどんどん手軽になってきていると言えるでしょう。
小売店の存在価値が揺らいでしまうほどにネットが強くなっている昨今で検索エンジンに表示されないというのが、どれほど痛手かを分かって貰えたでしょうか?
そんなわけですので、既に検索結果から弾かれてしまうようなオールドドメインを購入してしまうというリスクも充分に考えられます。
ペナルティ付きだと思われるドメインならば、少しでも疑わしいなら選択することがないようにしてください。
SEOに拘りすぎない
SEO対策というものがサイト運営に関しては何よりも重要だなんて言われていますが、それに拘りすぎるのもどうかと思います。
どんなに検索結果で上位になることができたとしても、内容が陳腐なものなら誰も見向きもしてくれません。
本当に注目されるサイトならば、検索結果ではなくて口コミで広まっていくこともあるでしょう。
本来の目的を忘れてしまって、アクセス数を稼ぐことだけに拘ることだけがないようにしていってくださいね、